顔面神経 麻痺 のあとに ボトックスを注射することがあります

顔面神経麻痺後の異常連合運動に対して、ボトックスが有効な場合があります

片側顔面痙攣は、顔面神経に血管が当たって叩くことにより起こりますが、これとは異なるメカニズムで、顔面痙攣が起こることがあります。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)という疾患があり、顔面の片側半分の筋肉が急に力が入らなくなり、筋肉の締りがなくなって、右と左の顔面が左右対称でなくなります。急性発症し、その後、徐々に回復しますが、完全に元通りに回復しないこともあります。片側の顔面の筋力が元に戻らなかったり、変な動きをするようになる場合があります。

このときの変な顔面筋肉の動きは、ちょうど顔面痙攣に似た不愉快な痙攣を示します。この病状にも、ボトックス治療は有効です。ただし、基礎に顔面神経麻痺による筋力低下が存在していますので、通常の片側顔面痙攣と同じ要領で注射をすると、失敗します。また、良い話としては、少量を2回注射すると、相当に良い結果が得られます。

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